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エリートランナーの体重から考える長距離選手の適正体重

      2016/02/19

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長距離選手の中では通説として軽ければ軽いほど良いというものがあります。

確かに間違ってはいない意見ですがそれに固執するあまり無理やり減量をしようとして怪我したり、体調を崩したり、など悪影響を及ぼしてしまうこともあります。

ランナーの適正体重(あくまで目安)を知っておけばそのようなことは起きにくくなりますし、逆に太り過ぎにも意識をすることができるようになるでしょう。

photo credit: JonathanCohen via photopin cc

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ランナーの適正体重

計算方法

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photo credit: Holtsman via photopin cc

色んな計算方法があるようで

➀身長-110=体重
➁(身長-100)*0.76~0.80=体重

を見つけました。

二つを仮に170cmの人で計算すると、➀が60kg、➁が54.6kg(0.78を掛けて計算)と結構な差が出ます。一体どちらが正しいのか……?

ではここでBMIに目を付けてみます。

※BMI

ボディマス指数(ボティマスしすう)とは、体重と身長の関係から算出される、ヒトの肥満度を表す体格指数である。一般にBMI (Body Mass Index) と呼ばれる。

BMIの計算方法は体重(kg)/身長(m)の2乗ですので、➀が約20.7で➁が18.9となりました。

今度は長距離選手のエリート達のBMIを見てみましょう。

エリート選手がどれくらいのBMIかでどちらが正しい計算方法か分かるはずです。

ということで適当にデータのあるエリート選手の方々をピックアップしました。

エリートランナーの身長・体重・BMI(男性)

データ元:http://www.jaaf.or.jp/fan/player/
トラック中心選手
・大迫傑
身長:170cm 体重:53kg BMI:18.3

・宇賀地強
身長:164cm 体重:49kg BMI:18.2

・佐藤悠基
身長:179cm 体重:60kg BMI:18.7

・松岡佑起
身長:176cm 体重:59kg BMI:19.0

・宮脇千博
身長:172cm 体重:55kg BMI:18.6

平均BMI:18.56

マラソン中心選手
・藤原新
身長:167cm 体重:54kg BMI:19.3

・川内優輝
身長:174cm 体重:66kg BMI:21.8

・尾方剛
身長:165cm 体重:50kg BMI:18.4

・尾田賢典
身長:163cm 体重:49kg BMI:18.4

・山本亮
身長:173cm 体重:60kg BMI:20.0

平均BMI:19.58

上記の結果から➁のほうが近いBMIの体重を導き出せることがわかるため、そちらのほうが正しいといえるでしょう。

さらに言うと距離が伸びるほどBMIの数値も上がっているようなので、➁の計算式にある0.76~0.80の部分も距離が伸びるほど増やしたほうが良さそうです。

エリートランナーの身長・体重・BMI(女性)

トラック中心選手
・尾西美咲
身長:164cm 体重:46kg BMI:17.1

・福士 加代子
身長:160cm 体重:46kg BMI:18.0

・小林祐梨子
身長:163cm 体重:46kg BMI:17.3

・清水裕子
身長:158cm 体重:43kg BMI:17.2

・新谷仁美
身長:166cm 体重:44kg BMI:15.96

平均BMI:17.112

マラソン中心選手
・高橋尚子
身長:163cm 体重:46kg BMI:17.3

・野口みずき
身長:150cm 体重:41kg BMI:18.2

・大南博美
身長:165cm 体重:48kg BMI:17.6

・渋井陽子
身長:165cm 体重:47kg BMI:17.2

・中里麗美
身長:153cm 体重:37kg BMI:15.8

平均BMI:17.22

こちらも男性と同じく➁の計算方法の方がエリートランナー達のBMIに近づけるため正しいと言えます。

まとめ

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photo credit: Pierre Lognoul via photopin cc

BMIで考えると男女どちらも18.0前後が多いことがわかった。

自分の身長から目安となる体重を導き出すなら、(身長-100)*0.76~0.80である。

ただし骨格や筋肉の付きやすさなど個人差が出やすいため、あくまでも目安として考えること。

無理な減量や増量は成績を低下させてしまいますからね!

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