ランニングの防寒にヒートテックは不適切という話
寒い季節になってくると防寒商品は人気が出てきます。
その中でも手軽に暖かさを手に入れられるヒートテックはおすすめの品です。
しかし、ヒートテックを日常生活で着るぶんには良いですが運動時、特に汗をかく場面では着ないほうが無難と言われています。
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ヒートテックで運動がダメな理由
一時期ソーシャルで大々的に拡散された記事があります。
上記記事内で山岳ガイド、雪山の案内をする仕事の中でヒートテックを着てはいけないという話をされた内容が書かれています。
要約すると
・ヒートテックに使われているレーヨンという素材が問題
・レーヨンは乾くのが遅いため、汗を書いても濡れたまま
・濡れたままでは当然体温を高く保てないため危険
重要な点をまとめるとこんな感じです。
ちなみにユニクロのヒートテックでレーヨンという素材は34%。
実に3分の1以上、問題の素材が使われています。
ランニングの防寒にも通ずるものがある
登山は足場の悪い中長時間歩きっぱなしなため、汗を大量にかきます。
しかし、ランニングはそれ以上に汗をかくことでしょう。
登山ほど長丁場でないにせよ、汗で濡れたままになっているのは頂けません。
寒い季節になってくると、寒風が身にしみるため非常に辛い。
それが汗で濡れている状態になれば尚更です。
できることならランニング時の防寒にヒートテックを使うのは避けたいですね。
モンベルのジオライン
該当記事でヒートテックが使えない。
ではどんな服で防寒を行うのか。
そうなった時に使い始めたのがモンベルのジオラインという商品とのこと。
該当記事より文引用させていただくと
このジオラインは確かに汗冷えが極端に少ない。ただ、ここで色眼鏡なしにインナーウェアを評価するならば、汗をほとんどかかない普段の日常生活には、ヒートテックは有効であると考えられる。
という評価。
スポーツで使わないのであれば通常のヒートテックで十分みたいです。
ただしスポーツでは汗の問題から考えるにジオラインのほうが有効でしょうね。
まとめ
・ヒートテックは汗をよくかくスポーツでは防寒に不向き
・スポーツで防寒するならジオラインのインナーがオススメ
・ただし日常生活ならヒートテックがよさ気
私は寒がりなのでヒートテック愛用者です。
現役時代は走るようのインナーはいわゆるランニングウェアしか使わなかったので、「ヒートテックは逆に寒いなぁ」なんて経験してこなかったので防寒に不向きという事実は意外に思います。
皆さんもヒートテックでランニング中の防寒をしているなら、ジオラインに乗り換えるなり、その他ランニングウェアに乗り換えるなりしたほうが良さそうです。