持久走・長距離走の呼吸法は自己流が一番!
2015/11/12
初心者は何もかもがわかりません。
走るといった単純な行為も、真面目に取り組めばわからないことだらけです。
そんな悩みの一つとして有名なのが呼吸法。
持久走や長距離走は酸素と関わりの深いスポーツであるがため、呼吸に視野が行きがちです。
「すこしでも呼吸が楽になる方法はないのか……?」
辛い持久走をやっていればそう思うのは仕方ありませんよね。
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完璧な呼吸方法はない
すべての人が共通で楽に走れる呼吸方法は存在しません。
今まで陸上競技は十年以上経験を積みました。
沢山の本当にトップといえるランナーの方たちとも戦いました。
だからこそ言えるのですが、呼吸方法は本当に人それぞれです。
2回吸って1回吐くというのが、なぜかは知りませんが基本として教えられていますが、別にそういうわけではありません。
1回吸って2回吐くのが楽な人がいれば、2回吸って2回吐くのが良いって人もいます。
要するに自分にあったスタイルが一番良いんですね。
もちろん1吸い1吐きでも良いですよ。
呼吸はリズムが大事
初心者がどうしても息が荒くなるのは、心肺機能の弱さもありますが、リズムを刻めていないのも原因だったりします。
基本的に脚の着地と同時に息を吸ったり吐いたりします。
ただこれは、脚の着地と同時に呼吸をしなければいけないと言ってるわけではありませんよ。
呼吸をしないタイミングで脚を着地することもあります。
逆にに脚の着地のタイミング以外でする呼吸はありません。
もし走っている時これが上手くできていないのであれば、この部分は修正することをオススメします。
たまに深呼吸を入れるのもグッド
一定のリズムで呼吸を続けていると、息が苦しくなってくる時もあります。
持久走なんですからそりゃ当然ですよね。
そういった時の解決策として、軽く深呼吸をしてみるというのがあります。
脚の着地のタイミングでしない呼吸のため、走りのリズムが崩れてしまうので頻繁にやってはいけません。
深呼吸をする時は腕をおろし、思い切り1吸いして、口をすぼめてふー、と吐き出します。
これをすれば酸素が肺の奥まで入り、楽になることもあります。
……楽になることもあります。
ありますですから、ならないことも多いです。残念ながら。
まとめ
呼吸方法は自然にできる方法が一番。
走ってみて、自然になった呼吸方法があなたにとって一番の呼吸法です。
もし、その呼吸法で走りづらさを感じた場合脚の着地とリズムがずれているのが原因かもしれません。
その部分を修正しても、何だか違和感があると感じたらまた別の呼吸法を試してみるのも良いかもです。
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