痛い!足のマメへの予防と処置
距離を走れば走るほど、頑張れば頑張るほど、身体のどこかに異常が現れる可能性は高くなります。
色々ありますが、結構な人が体験するのはマメというやつでしょう。
歩くのも辛くなるマメですが、なるのはしょうがないのです。
私が思うにマメは努力の
勲章
ってやつですからね。(別にできない人は頑張ってないと言ってるわけじゃないですよ!)
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マメが出来る原因
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マメが出来る場所は基本足底です。
理由は足が接地するたびに摩擦によって皮膚にずらす力が加わるからです。
表面の表皮部分とその下にある真皮部分が剥がれ隙間ができ、そこへ水(体液)が溜まりマメができるのです。
ひどい場合だと摩擦によって真皮が損傷し出血、いわゆる血豆になります。
摩擦対策
マメの原因は要するに摩擦ですから、できるだけ摩擦が発生しないようにすることが大切です。
有効な方法はいくつかあります。
締め付けが強く、滑り止めの付いたソックス
締め付けが強ければソックス内で足がずれることが少なくなりますし、滑り止めが付いていれば靴と足での摩擦も少なくなります。
私は良くこのソックスを履いています。
締め付けが強く、滑り止めも付いているためオススメです。
サイズの合ったシューズを選ぶ
シューズが大きすぎる、または小さすぎると靴との摩擦が発生しやすくなりマメができやすくなります。
ランニングシューズを選ぶ際はデザイン性や機能性も大事ですが、しっかりとしたサイズのものを選ぶようにしましょう。
下記ページに靴選択の指標・正しい足サイズの測り方が詳しく書いてありますので参考にしてみてください。
http://runnet.jp/shop/shoes_size.html
事前にワセリンを塗る
マメが出来やすい人は走る前にワセリンを塗っておくと良いでしょう。
ワセリンは皮膚を外的刺激から保護する働きを持つため、マメが出来づらくなります。
……余談ですが、乳首が衣服と擦れて痛いという人も乳首に塗っておくと痛くなりにくくなって良いですよ。股ずれも同様に効果的です。
マメが出来てしまったら
水分または血を出す
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マメに溜まった水をださないと、水がずれて表皮と真皮をどんどん剥がしてしまいマメの範囲が大きくなってしまいます。
安全ピンなどを使ってマメに小さな穴を開け水を抜きましょう。
抜く際押し出さなくてはいけないため痛みを伴いますが、そこは我慢! 今後のために抜いておきましょう。
なお、使う安全ピンは先端を火で炙るなどして消毒して置くと良いです。また針の先端を勢い余って肉に刺さないよう注意しましょう。めちゃくちゃ痛いので。
抜き終わったら雑菌対策に消毒をして、絆創膏を張ります。
皮を剥がさない
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古い表皮を剥がしたくなる気持ちはわかりますが絶対に剥がしてはいけません。
剥がすと真皮部分が表面に出てきてしまいます。
この真皮は何かに触れたりすると痛みを発しますし、雑菌などに弱いため表皮は残しておくべきです。
剥がすのは新しい表皮が出来てきてから。それまでは皮はそのままにしておきましょう。
もし剥がしてしまっていたら絆創膏やガーゼでしっかり覆うこと。
まとめ
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マメは出来てしまうと治るまで時間がかかりますから、なるべく長い距離を走る時は予防策をしっかりとっておくと良いでしょう。
足裏は走りこめば走りこむほど硬くなります。
皮膚が硬いほどマメはできにくくなりますから日々の練習を継続して頑張ることが一番良いマメの対策かもしれませんね。