マラソン終盤に襲う足つりの原因は?対策に使えるサプリも解説
2017/09/05
フルマラソン、終盤に差し掛かると足がつることありませんか?
私も経験しましたが痛みだけでなく筋肉が固まり、まともに走れなくなるためかなりしんどいです。
無視して走れば完走後、痛みが中々抜けず泣きを見る羽目になることも…。
そうならないためにも原因を理解し、マラソン出走前に対策を準備しておきましょう。
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マラソン終盤で足つりが起きる原因
主に足つりが起きる原因は以下の2点です。
- 電解質の不足
- 筋疲労からなる筋ケイレン
走ることで汗をかきそれと一緒に電解質が排出されるため、不足。また走ることによる筋疲労がそれぞれ足つりに関わってきます。
それでは何故これらが足つりの原因となるのか具体的に解説していきましょう。
電解質不足による足つりについて
電解質ってスポーツドリンクなどによく配合されていますが、実際何なのか知っていますか?
電解質とは水に溶けると電気を通す物質のことで、イオンとも呼ばれます。
人間の筋肉は神経を電気信号が通ることで動くので、電解質が不足するとうまく電気信号が送れなくなり神経伝達がおかしくなるわけです。
簡単に言えば電解質が不足することで神経伝達がバグり、足がつってしまうということになります。
塩分の約40%はナトリウムで、ナトリウムは電解質です。
そのため塩分を摂取することで足がつるのを防止することができます。
ただしマラソン中に塩分を過剰に摂取してしまうと脱水症状を引き起こす可能性があるため、塩分で足つりの対策をするのはおすすめしません。
筋ケイレンによる足つりについて
筋肉をトレーニングなどで酷使した後、プルプルと自分の意志とは関係なく動いてしまうことありませんか?
筋肉は脳から収縮の信号が送られることで動き、その後収縮の信号がなくなればリラックス状態(弛緩)になります。
しかし過剰な筋疲労状態になると、収縮信号が送られなくなってもリラックスしなくなり、最終的に足をつるのです。(冒頭に書いたプルプルする原因でもあります)
呼吸で言えば息を吸えるのに、吐くのが上手く行かないという状態。
対策するには筋疲労を軽減させる必要があるのですが、非常に難しいものではあります。マラソンは筋肉を酷使するスポーツですので。
筋疲労の軽減を可能とするカツオペプチドのサプリが存在するので後ほど解説いたします。
マラソンの足つりを対策するには?
- スポーツドリンクなどで電解質補給
- 筋疲労軽減のためにカツオペプチドの摂取
これがマラソン終盤に襲う足がつる現象を対策する一番の方法でしょう。
おそらく疑問として、「カツオペプチドって何?」、「なんで筋疲労軽減できるの?」というのが出てくると思うので解説します。
カツオペプチドのサプリがなぜ足つりに有効なのか?
カツオペプチドは、名前の通りカツオから抽出されたペプチドです。
マラソン向けの効果が色々あるんですが、その中で足つりに有効なのは以下の2点。
- CPKの抑制による筋ダメージの軽減
- 筋肉へのリラックス効果
CPKとは筋ダメージの指標で、これが抑制できるということは筋ダメージが軽減するということ。
筋ダメージが軽減できれば筋疲労を減少させられるので、足つりが発生しにくくなります。
一番足つりに有効なのは2つ目の筋肉へのリラックス効果。
筋疲労がなぜ足つりにつながるのかは途中で詳しく解説しましたが、簡単に言うと収縮しかできなくなるからです。
リラックス効果のお陰で収縮しかできない状態を打破できるため、足つりの対策として非常に有効といえます。
※情報源として『カツサプ』様のデータを使わせていただいております。
マラソンの足つりについてまとめ
- 足つりの主原因は電化質不足と筋疲労
- 電解質不足はスポドリで対策
- 筋疲労はカツオペプチドで対策
カツオペプチドに関してはウルトラマラソンにも愛用者が存在するほど、筋肉への効果が高いです。
電解質の対策は正直走っていれば、喉が渇いてスポドリを飲むと思うので大体のランナーができています。
つまり本気で足つりをなんとかしたいなら筋疲労を何とかする必要があるわけです。
マラソン終盤、足つりのせいで減速し目標に届かなかったなんて後悔をしないよう準備はしっかりしたほうが良いかもしれませんね。