冷え性の改善や風邪の治療には『しょうが』が超オススメ!
2018/06/21
寒くなってくるとどうしても体調が悪くなることも増えます。
特に冬場は乾燥も重なって、病気になりやすいです。
冷え性は夏場でも辛い人は辛いですが、寒い時期は尚更でしょう。
そういった人たちには『しょうが』が超おすすめです!
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なぜ生姜なのか
小さい頃は風邪をひくと良く母親に生姜湯を作ってもらいました。
飲むと体の芯から暖まるんです。
小さい頃はお湯を飲んでるからだと思っていたんですが、暖まり効果は生姜の効果によるものだったと大きくなり知りました。
生姜には、主に吐き気を止める効果(つわりや乗り物酔い)をもつジンゲロールという栄養素が含まれています。
このジンゲロール自体は、温めるのではなく逆に身体を冷たくする効果を持ちます。
しかしこれは加熱、乾燥処理によりショウガオールという成分に変化。
このショウガオールが身体を温める効果を持っているのです。
つまり
生しょうが:ジンゲロール(吐き気止め、体冷やす)
加熱生姜 :ショウガオール(体温める)
ということ。
詳しく書くとジンゲロールを加熱・乾燥することで水分子が外れ、ショウガオールに変化します。
またジンゲロールが体を冷やす原因は末梢血管を拡張する作用にあります。
末梢血管が拡張することで一時的に身体が暖かくなったよう感じますが、その後逆に冷えていきます。
末梢血管が拡張するということは、末端部分(手先、足先)が暖まるということですが、その部分は外気温によって簡単に冷やされてしまうため持続性が低いのです。
しかしショウガオールは腹部の血行を改善しを身体を暖めてくれます。
腹部から暖まれば、そう簡単に外気温で冷やされることはなく、芯の部分が暖かいことで末端に送られる血液も温まり、結果的に全身が暖まるということです。
一応ジンゲロールには殺菌作用もあり、風邪予防に使われることがあります。
ちなみにジンゲロールが含まれる生姜食品で有名なのは、お寿司についてくるガリです。
しょうが調理法
上述したとおり生姜を加熱、もしくは乾燥処理することでショウガオールを生成することができます。
この時生姜を加熱するか、乾燥させるかでショウガオールの生成量が変化するという意見もあります。
ですが私個人としてはジンゲロールより水分子を取り除けばショウガオールに変化させられるはずですので、加熱・乾燥どちらでも問題は無いと考えています。
さて、実際の調理方法ですが、加熱処理は面倒なので乾燥させる方法で行きましょう。
1.生しょうがを薄くスライス
2.スライスした生姜をキッチンペーパーの上に並べ、陽に当たる場所へ1日ほど放置(冬場ならストーブの前もおすすめ)
3.1日経過したら乾燥してパリパリに!
これでジンゲロールから水分子が取り除かれ、ショウガオールに変化しました。
あとはこのチップ状になった生姜をスープに入れて食べたり、摩り下ろして粉末状にし生姜湯にして飲むと良いでしょう。
最後に、生姜の種類ですが最も身体を暖める効果が高いのは金時ショウガと言われる種類のものです。参考までに
色々処理が面倒くさいよって人向け
面倒なこと大嫌いな私は、生姜がほしいなと思った時ように生姜サプリを常備してます。
一粒飲むだけであら不思議!
体が芯から暖まり、みるみる全身がぬっくぬく!
口の中に入れ舌についた時、生姜特有の辛味がピリピリくるのも最初は嫌だったんですが、徐々に慣れて今では結構好きです。
一袋税込みで1700円ちょいです。
30粒入ってるので一粒あたり50円ちょっとですね。格安ではないですが、常備しておくと「寒!」って時便利です。
それからショウガオールには体脂肪燃焼を促進する効果もあるため、ちょっと痩せたいなって時は運動前に飲んだりしました。(運動しないと脂肪燃焼できないよ!)
ショウガオールは体脂肪を分解し、遊離脂肪酸という筋肉で消費されやすい形にする
一応定期コースだと1550円になるんですが、解約のことを書いてないし、まずもって1ヶ月1袋ペースでは消費しないので使ってません。
この辺は好みでしょうね。
まとめ
・生姜で暖まりたいなら、加熱・乾燥処理をした生姜を使おう!
実際しょうがって、あんまり目立ってないですけど温め効果凄いですよね。
マジで小さいころ飲んだ生姜湯は風邪に凄い効果があるのを実感しましたし、今この記事書き始める時飲んだんですが指先が暖かいんでタイピングが楽なんですよ。
この時期(11月13日)は暖房付けないと指先が徐々に冷えてきてキーボードを上手く打てなくなってくるんです。
私は貧乏人でケチって暖房付けないもんですから、いつもいつもこの冷えと戦いながら記事を書くんですよ。
それをちょちょいで改善してくれる生姜には頭が上がらないなぁと思う今日この頃です。